災害時要援護者名簿

民生委員活動再開第一弾は、災害時要援護者名簿作りです。

 

要は、担当区域内在住の、災害時に助けてあげないといけない人の名簿を作る作業です。

 

民生委員、児童委員の活動対象は、65歳以上の高齢者、18歳以下の児童、障がい者ですが、

その中から、災害時に助けてくれる身内が近くにいない方、身内だけじゃ助けられない(くらい重度の障がいがある)方をピックアップします。

 

でも、

当然ながら、主観が入ります。

なので、何も考えずに、地区から提示された条件に合う方をピックアップします。

 

私が住む地区の場合は、65歳以上の方のみで構成される世帯で隣接地にお子さんや兄弟姉妹が住んでいない方と、市から指定された障がい者です。

 

例えば、我が家の場合、老いた親が二人だけで暮らしていますが、私たち家族が隣接地に住んでいるため、要援護者の対象外です。

 

でも、要援護者名簿には、うちの両親より達者そうな方がずらり。

隣接じゃないにしても、近隣にお子さん家族が住んでらっしゃる方もいます。

 

じゃあ、災害が起きたときはどうするの?

親より先に近所の要援護者の方を助けるの???

 

民生委員の活動はボランティアです。

 

災害時の活動のガイドラインには、「まず、自身と家族の安全を確保してから、」民生委員としての活動をするように書いてあります。

 

親は、普段、「家族」じゃなくて、「親戚」とか「夫の親(で私の家族じゃない)」と思っていたとしても、民生委員の考え方としては「家族」です。

私の知る範囲では、子ども家族と兄弟姉妹家族までを「家族」と言っているようです。

なので、優先して安全を確保します。